京都府京都市中京区三条通油小路東入塩屋町49 JSPビル3階

最寄駅
  • 京都地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」6番出口から徒歩5
  • 京都地下鉄東西線「二条城前駅」2番出口から徒歩7
  • 阪急京都線「烏丸駅」22番出口から徒歩12

075-254-8626

075-254-8627

保護者の方の診療
(産後ママ外来・保護者のこころの診療)

保護者の方の診療について

お子さんが心身ともに健康に過ごし、健やかに成長するためには、保護者の方自身も同様に心身ともに健康であることが、非常に大切であると考えています。
そのため当クリニックでは、お子さんだけでなく保護者の方も含めた家族全体に対して支援ができるように、保護者の方を対象とした診療も行っています。

保護者の方を対象とした外来としては、以下のものがございます。

  • かかりつけのお子さんの保護者の方を対象とした「保護者のこころの診療」
  • 産後の育児の負担が大きい時期のお母さんを対象とした、女性医師による「産後ママ外来」

当クリニックの保護者の方の診察の特徴

  • 精神保健指定医による専門的な視点からの診療が可能です。
  • 必要に応じて自立支援医療も対応しています。
  • 診療以外でも保護者の方へ向けたプログラムが充実しています。

例:離乳食教室ショートケア・プログラム「あかり」ペアレント・レーニング~めばえ~オンライン相談室「いこい」
※詳細はリンクよりご確認ください。

※自立支援医療とは

通院による精神医療を継続的に必要とされる方を対象として経済的負担を軽減する制度です。制度の利用をご希望される場合は、診察時に主治医へご相談ください。

産後ママ外来

背景と概要

出産はお母さんにとって非常に大きな負荷がかかる出来事であり、さらに出産直後からは育児が始まるためゆっくりと休まる暇がありません。
「産後うつ」とうい言葉を聞いたことがある方もおられるかと思いますが、出産により精神的に不安定になるお母さんは少なくなく、約30%のお母さんが出産後に精神的な不調を経験するというデータもあります。
ほとんどの場合は一時的なもので自然に軽快しますが、中には重症化してしまうこともあるため、しっかりとした支援体制と、必要に応じた介入を行うことが非常に大切です。

しかし、乳幼児健診など産後のお母さんと関わる現場では、「出産を乗り越えて、そのまま育児を頑張り続けている中で頼るところが少なくて疲れてしまっているお母さん」が少なからずおられるという現実があり、

  • 現在の状態の評価とその状態に応じた適切な休養などの指導
  • 過剰になっている負荷を軽減するために訪問看護などの導入
  • 不安、不眠などの症状に対する薬物療法などの治療介入

など、精神科医療の視点から必要と判断される対応が行えていないことがあります。

そこで、以下と連携して「産後ママ外来」の開設に至りました。

  • 産後のお母さんに対して医療的な評価や介入ができる女性医師
  • クリニックの周辺を対象として訪問看護を提供できる看護師
  • たくさんの産後のお母さんや赤ちゃんと関わっている集団健診のスタッフの方々

初診の受診対象とさせていただくのは、当院に受診歴のある、もしくは受診予約のある(予防接種などでも可)生後1歳までお子さんがおられるお母さんとさせていただきます。
※現状では外来通院期間は具体的には定めていませんが、長期になる場合は移行先の外来枠も設けさせていただく予定です。

産後のお母さんが、少しでも悩みを話しやすい環境にするため、男性医師である院長ではなく女性医師が担当させていただきます。
(非常勤医師が担当するため、受診枠に限りがありますがご理解ください)

さらに、担当医は精神科を専門的に診療ができる医師であるため、必要に応じて訪問看護指示を行い、通院だけでなく自宅での生活の支援まで幅広く対応可能です。
診断書の作成や自立支援医療についても対応しています。
薬物療法を要する場合にも「産後ママ外来」内で対応させていただきます。

また、赤ちゃんが風邪をひいた時などはもちろん一般小児外来で対応することが可能です。予防接種や健診についても対応しています。産後で時間や体力的に余裕が少ないお母さんにとって、一つの医療機関で完結できることが多いということが支援になると考えています。
当クリニックで実施している、ショートケア・プログラム「あかり」も、もちろんご利用できます。
赤ちゃん自身にも支援が必要だと判断された場合には、赤ちゃんへの診断書作成や訪問看護指示も可能です。
※児童精神科外来の初診を希望の場合は別途ご予約していただく必要がございます。
※詳細はリンクよりご確認ください。

当クリニックで、産後のお母さんと赤ちゃんを包括的に対応することによって少しでも負担が少なくなっていただければと考えています。

予約方法

ご予約はWEB予約には対応しておらず、お電話のみで承っています。
お電話の際に

  • お子さんの当院の受診歴やご予約の状況
  • お子さんの月齢

などをご確認させていただいた上でご予約をお取りさせていただきます。

産後ママ外来初診問診票

保護者のこころの診療

背景と概要

時として当事者ですら意識していないこともあるのですが、育児は非常に強い負荷がかかるものです。日々の育児の中で、保護者の方々に「抑うつ」「不眠」などの精神科的な症状が出現することは実は少なくありません。もちろんほとんどの場合は軽症であり、精神科での治療を本格的に要することはないのですが、中には重症化してしまうケースもあります。
早期介入が望ましいのですが、精神科自体への受診のハードルが高かったり、子どもを優先して自身のケアが後回しになってしまったりで受診が遅れてしまいがちです。
当クリニックではかかりつけのお子さんの保護者の方のこころの診療も行い、そのような方々へ早期介入ができる体制をとっています。お子さんと一緒に気軽に保護者の方が受診できるようにしておりますので、些細な症状でも遠慮なさらずにご相談ください。

予約方法

ご予約はWEB予約には対応しておりません。
お子さんの診察の際に主治医へご相談していただくようにお願いします。
保護者のこころの診療は、かかりつけのお子さんの保護者を対象としているためご了承ください。

児童精神科の問診票
電話する アクセス
このページの上へ

予防接種の予約枠は感染症のお子さんと来院の時間を分けるために平日の午後に設定していますがご予約がお取りしにくい状況が続いておりご迷惑をおかけしております。
そこで、平日午前の小児科一般外来枠の中に予防接種枠を臨時で設定させていただいています。
小児科一般外来の枠内であるため感染症のお子さんが来院される時間帯であることをご理解の上でご予約していただきますようお願い申し上げます。
※予防接種の待合は別室を準備して対応させていただいています


閉じる

×

当クリニックの専門外来はすべて主治医制で完全予約制となっており、再診の際はご自身の主治医の外来枠をご予約していただくこととなります。
専門外来はその性質上主治医にしか把握できていないことが多いため、主治医以外が診察することは治療上リスクが高くなります。
きちんとした診療を提供するために当クリニックの専門外来はすべて主治医制を採用しております。
そのため、診察は初診で対応した医師が主治医として継続して診療することで統一させていただいており、主治医の外来枠を超えての診察には対応しておりません。
また、主治医以外がその経過を一から把握することは診療時間の兼ね合い上困難であり、少しでも多くの初診の予約を受け入れるためにも、希望による主治医変更には対応しないことで統一させていただいておりますので、ご理解ください。

※治療方針については医師間でしっかり共有しており、医師の専門性により、より良い診療のために主治医を変更した方が良いと判断した場合は、医師より主治医変更をお伝えさせていただきます

※急な体調不良などによる処方切れなどやむを得ない場合、次回主治医診察までの短期間の処方のみの代診は対応させていただきます(代診が繰り返されるなど治療上のリスクが高いと判断される場合は対応いたしかねる場合もございます)


閉じる

×