児童精神科外来について
「発達障害」と一言で言っても、言葉が話せない、すぐにパニックになってしまう、などといった日常生活に大きな支障をきたすものから、少し落ち着きがない、勉強が苦手、忘れ物が多い、電気を消し忘れる、電車の音が苦手、余計な一言が多い、など日常生活での些細な気になることまで幅広い症状が含まれています。
「発達障害」には“障害”という文字が入っていますが、それを“個性”としてとらえて“病気”にしてしまわないための環境調整が非常に重要だと考えています。
“個性”をどのように伸ばして“才能”としていくか、児童青年精神医学会認定医が適切に評価して、その方向性を見つけるお手伝いをさせていただきます。
※初診時の注意事項
児童精神科外来の初診の際には、WEB予約時の簡易問診以外にもHP上の「児童精神科外来初診問診票」を必ずダウンロードして事前に記載した上でご来院ください。受診時に問診票の記入が完了していない場合は、ご記載いただいてからの診察となるため、場合によっては当日の診療が困難となってしまう場合がありますのでご注意下さい。
他院からの転医の場合は、紹介状をお持ちいただくことによって診療がよりスムーズになるため、ご持参をお願いしております。
また、セカンドオピニオンの予約についても初診枠で対応しております。WEB予約時の簡易問診で選択できますのでご入力ください。「児童精神科外来初診問診票」につきましてもご持参をお願いしています。セカンドオピニオンでの受診の場合は、保険診療ではなく自費診療になり、現在の主治医の先生の紹介状が必須となるなどご注意いただく点がいくつかございますので、必ず事前に「セカンドオピニオンでの受診について」をご確認ください。
時折、通常の初診で予約されており、受診された際にセカンドオピニオン外来の内容をご希望される場合があり、費用面や紹介状が無いなどでせっかくご予約をいただいたのにもかかわらず診察ができないことが生じております。ご予約の際はご注意ください。
なお、初回の診療には必ず本人の来院が必要となります。